RISING SUN ROCK FESTIVAL 2017 in EZO 1日目

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ライジングサンロックフェスティバルに行ってきた。去年初めて行って魅力に取り憑かれたので今年も参加。今年は台風の影響もあり、飛行機の運行、当日の天気が危ぶまれたが、1日目”は”なんとか問題なかった。カンカン照りの去年より日差しがないぶん疲労も少なかったように思う。

準備

入場券

ローソンチケット プレリクエスト(抽選先行販売)(6月1日~ 6月4日)で購入。去年はギリギリに買ったので正直こんなに急がなくてもいいかなと思ったが、はやる気持ちが抑えきれず早めに購入。今年は入場券が7月に売り切れたため結果的には良かった。来年は20回目なので今年より早いタイミングで売り切れる可能性もあるので早くチケットを手に入れて安心したいが、このタイミングより前だと入場券のみでは購入できないのが悩みどころ。

会場までの交通手段、宿

去年に引き続き、オフィシャルツアーを利用した。

メリット

  • 宿、飛行機を自分で取らなくてもいいので楽
  • 会場まではオフィシャルツアー用のバスが出るのでシャトルバスの列に並ばなくてもいい

デメリット

  • ちょっと値段が高め
  • ホテル泊だと1日目深夜のfor campers(23時以降の通し券入場者のみが楽しめるライブ)が観れない(ミッドナイトバスチケットを自分で買えば観れなくもないが、翌日のホテルからのバスが9:00に出るのでキツい。ホテルから自力で行くとなるとツアーで行く意味があんまりない)

色々と楽ちんなのでツアーにしているが、for campersはライジングの目玉でもあるのでこれが観れないのはちょっとツラい。あとは、朝の集合時間が9:00と早い。ライブ自体は昼過ぎから始まるが、会場には10:00頃に着く。テントもないのでちょっと時間を持て余してしまう。ただ、この時間にのんびり散歩したりご飯食べたりできるのでデメリットと言うほどのものでもない。

持ち物

色んなブログなどを参考にして以下のような感じ(ホテル泊)。

  • チケット
  • お金
  • 身分証明書(オフィシャルグッズ会場受取のため)
  • 保険証(病院のお世話になったときのため)
  • A4ファイル(ツアーの書類などを格納)
  • Tシャツ 3~4枚
  • スポーツウェア上下(パーカーなど)
  • 下着類
  • ヒートテック長袖Tシャツ数枚
  • 帽子(ゴアテックス
  • ポンチョ
  • ダウンベスト
  • トレッキングシューズ(ゴアテックス
  • リュックサック
  • ビニール袋数枚(着替え、使用済み衣服用)
  • 懐中電灯(夜になると足元が見えないので)
  • タオル3~4枚
  • 日焼け止め
  • 虫よけスプレー
  • 除菌ティッシュ
  • 汗ふきシート
  • ボルタレンローション(後述)
  • 常備薬
  • iPhone
  • 充電コード各種
  • iPhone用モバイルバッテリー
  • ライブ用耳栓(疲れているときや音が大きいときに付けるととても快適)

今回は2日目が酷い雨だったのでゴアテックスの帽子が大活躍した。ポンチョのフードだと顔に雨が当たってしまうので、つばが大きめの帽子を被って雨をしのいだ。

持っていけばよかったのは長靴。ライジングの会場は雨が降ると場所によっては深い沼地になるのでゴアテックスだろうとスニーカーではどうにもならなかった。フジロッカーおすすめの野鳥の会の長靴がいいらしい。

個人的なMVPはボルタレンローション。ツイッターでフジロッカーの方々がおすすめされていたので使ってみると足の疲れがほとんど残らなかった。これは本当におすすめ。

1日目のライブ

10:00頃に会場に着き、テント設営のために大量の荷物を運搬する方々に混じって入場待ちの列に並ぶ。自分1人だけ両手が空いててちょっと恥ずかしかった。入場後は先行予約しておいたグッズを受け取り、缶バッジのガチャガチャへ。1200円ほど使ってストレイテナーとNOT WONKのバッジを手に入れた。深追いはいけない予感がしたのでここで終了。ライブまで時間があったので石狩鮭醤油らーめんを食べた。めちゃくちゃ美味しかった。ライジングはご飯が美味しい稀有なフェスだと思う。

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漫革命 @ def garage

まず一発目、京都から来た浪漫革命を観る。結成が2017年5月ですと紹介されたときに会場でどよめきが起こった。「サマタイム」の爽やかなカッティングギターを聴いた瞬間、「ああ、ライジングに来たんだ」と感じてちょっと涙ぐんでしまった。山下達郎がラップ始めちゃいましたみたいな曲で完全に最高な気分で俺のライジングサンがスタート。

チャラン・ポ・ランタン @ RED STAR FIELD

当初は観る予定ではなかったが、時間が空いていたためRED STAR FIELDへ。正直音源もほとんど聴いたことがなかったが、ほんわかしたライブをするんだろうな~と思っていたらバッキバキの音ととてつもない歌唱力、テンションが高いMCでノックアウトされてしまった。衝撃度では今年のライジングで一番だったかもしれない。恋とマシンガンも聴けて得した気分になった。観客のボルテージが最高潮の中、後ろ髪を引かれつつLiSAへ移動。

LiSA @ EARTH TENT

アニソン界のロック歌姫。アニソンのライブを一回観てみたいと思って行ってみたら、振付練習タイムからの一斉にダンス、モッシュ、肩車などなど最先端のロキノン現場だった。単独ライブでもあんな感じなんだろうか。正直ノリにはついていけなかったけど「say my name の片想い」「エレクトリリカル」が聴けて嬉しかったし、素直に踊る観客が可愛かったのでよしとする。

B'z @ SUN STAGE

チャットモンチーを泣く泣く諦めて、これから先に観ることはないであろうB'zを観た。ステージ上に設置されたコインランドリーみたいなギターアンプ(?)にテンションが上がる。歌い始めた瞬間にマジでB'zって実在するんだなと思って感動した。稲葉さんの「これがライジングサンの景色か~~~」は個人的にRSR2017のベストMC。「裸足の女神」を聴いたことがないと言う10代の女子とそれにショックを受けながらシンガロングする親世代の女性を観ながらハッピーな空間を楽しんだ。「ギリギリchop」の稲葉さんは完全に観客の誰よりもテンションが高く、思わず笑ってしまった。「ultra soul」で会場全体が一斉にジャンプしたときはこんなに楽しくていいのかよって感じだった。全員が知ってる曲ってすごい。B'z最高。

ストレイテナー @ RED STAR FIELD

B'z終了から10分後に歩いたら20分かかるステージでストレイテナー(しかもゴッチと被っている!)という鬼タイムテーブルのため、ultra soul後に走って移動。到着とほぼ同時に「Melodic Storm」が始まる。もうこれは僕の中学時代のアンセムであり、色んな思い出が吹き出してきて完全に優勝してしまった。「sad and beautiful world」などエモの極みとしか言えない名曲を挟んで「クラッシュ」→ 「冬の太陽」→「シーグラス」の流れで自分の中の何かがはちきれてずっと拳を上に突き上げっぱなしだった。観客が思い思いの動きで感情を爆発させていたのが忘れられない。

ねごと @ def garage

ストレイテナー終了の10分後にまた歩いたら20分かかるステージでねごとのライブ。ここが一番きつかった。ちなみにRED STAR FIELDやRAINBOW SHANGRI-LAからdef garageに向かうときはHAPPINESS GATEから一回出てHEAVEN’S GATEからもう一回入ると会場内を通るより若干早い気がする。最近のねごとはブンブンサテライツ中野さんのプロデュースでダンサブルなバンドに化けており、絶対に観ておきたかった。結論から言うと本当に最高だった。個人的に1日目のベストアクトだと思う。30分という限られた時間の使い方が完璧。「DANCER IN THE HANABIRA」→「シンクロマニカ」→「ETERNALBEAT」→「アシンメトリ」の流れで我を忘れて踊り狂ってしまった。次はもう少しキャパが大きなRAINBOW SHANGRI-LAで映像も合わせたパフォーマンスが観たい。

雨のパレード @ def garage

若手バンドの注目株である雨のパレード。ライブが始まるとちょっと小雨が降ってきた。音源ではおしゃれで下手したらいけ好かない(そこがいいんだけど)印象があるが、ライブでは意外と泥臭いというか、ちょっとありすぎるくらいの熱量で引き込まれた。シンセをうまく取り入れてて4人で出してる音とは思えなかった。これから大きなライブハウスを満員にさせていくんだろうな。あと、ドラムの大澤さんめちゃくちゃ美人。

レキシ @ SUN STAGE

せっかくだし、ということでレキシを観た。即興で他アーティストの曲をカバーしていくところで「レキシを観た」という喜びでいっぱいになった。途中まで観てCharaがどうしても気になり移動。

Chara @ RED STAR FIELD

レキシを抜け出してでもCharaを観たかったのは、音が抜群に良いRED STAR FIELDでCharaの名曲を聴きたいということと、今年出たアルバムが抜群だったから。実際に観るCharaは、なんとなくCharaってこんな感じかな~と想像していたCharaの5000倍くらいCharaで最高だった。求められているCharaをやりながらそのChara像を超えてくるってベテランにしかできない芸当だと思う。名曲の数々はもちろん良かったし、今年のアルバムからの曲が嬉しかった。ノベンバとコラボしていることが意外だったけど、ライブを観てCharaはJ-POPというよりはオルタナティブであることが分かった。音の一つ一つにこだわりを感じるしバックバンドの演奏をしっかり聴かせるところが良かった。

1日目は以上です。ベストアクトは ねごと です。本当に素晴らしかった。

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